日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞で今年、2回目を迎えたファン参加の賞「ファンが選ぶ最高作品賞」(100候補)の、3回目の中間結果が23日、まとまった。

<1>「今夜、世界からこの恋が消えても」(三木孝浩監督)

<2>「線は、僕を描く」(小泉徳宏)

<3>「冬薔薇」(阪本順治監督)

<4>「99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE」(木村ひさし監督)

<5>「ハケンアニメ!」(吉野耕平監督)

<6>「“それ”がいる森」(中田秀夫監督)

<7>「TANG タング」(三木孝浩監督)

<8>「女子高生に殺されたい」(城定秀夫監督)

<9>「ヘルドッグス」(原田眞人監督)

<10>「流浪の月」(李相日監督)

16日に発表した2回目の中間結果と変わらず、ファンが選ぶ最高演技賞1位の、なにわ男子の道枝駿佑(20)主演映画「今夜、世界からこの恋が消えても」が1位、同2位の横浜流星(26)の主演映画「線は、僕を描く」が2位。伊藤健太郎(25)の主演映画「冬薔薇」が3位につけるが、2強との票数は、少し開いた。

また、ファンが選ぶ最高演技賞6位の中村倫也(35)が出演の「ハケンアニメ!」が、相葉雅紀(39)主演の「“それ”がいる森」をかわして5位に浮上。岡田准一(42)主演の「ヘルドッグス」が、圏外から9位に浮上と、中位に順位の変動が見られた。

日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞は、従来通り作品賞、監督賞、主演男優・主演女優賞、助演男優・助演女優賞、新人賞、外国作品賞、石原裕次郎賞、石原裕次郎新人賞が映画大賞選考会で選出される。各賞の発表は、12月27日午後8時から日刊スポーツ公式ユーチューブチャンネルでプレミア公開する。MCは、新作映画を年間130本以上鑑賞している笠井信輔アナウンサー(59=選考委員兼務)が担当。詳報は翌28日付の日刊スポーツ本紙で掲載します。