NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8時)の第114話が15日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、祥子(高畑淳子)を大阪へ移住させる説得ができなかっためぐみ(永作博美)と舞(福原遥)。五島から帰宅すると、貴司(赤楚衛二)がカレーを作って待っていた。舞は歩に、会いたかったと抱きしめる。一方、五島に残った祥子は病院のベッドで壊れてしまったラジオの電源を入れようとするが、ラジオから音は聞こえない。久しぶりに「こんねくと」に出社した舞は、先々大阪・関西万博があると聞いて、東大阪と世界をつなげられないかと夢を膨らませる。

めぐみは家族を前に、祥子とここで暮らしたいと告げる。舞と貴司は賛成するが、梅津勝(山口智充)は迎える側も覚悟がいると意見する。舞と貴司は覚悟を持って迎え入れ、みんなで支えたいと決心をする。

そしてめぐみも母を引き取るため、結城章(葵揚)にIWAKURAを継いで欲しいと話をする。

めぐみの決意にネットでも反響があった。

ツイッターには「章兄ちゃんが固まった。IWAKURAを継いでもらう…?」「章にいちゃんが社長!これは適任」「章くんなら納得」「お母ちゃん、良い判断だと思う」「悠人兄貴は何らかの形でIWAKURAに関わりそうだ」「はるとでええやん」「世襲を嫌う。中々面白い」「勝さんは誠実だなぁ」「ここに来て勝さんがこんな長台詞を…!」などとコメントが並んだ。

同作は時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。