元少年隊で演出家の錦織一清(57)が、初のカバー・アルバム「歌謡 Style Collection」を4月26日に発売することが15日、明らかになった。錦織が長年、温め続けてきた構想がついに結実し、自ら選曲した珠玉の歌謡曲を全10曲、収録する。

参加メンバーは冨田謙、中森泰弘(ヒックスヴィル,Oh! Roony!!)、鹿島達也(Oh! Roony!!)、サンコンJr.(ウルフルズ,Oh! Roony!!)、辻本美博(Calmera,POLYPLUS)、真城めぐみ(ヒックスヴィル,hea)。

さらに、ゲストとして少年隊の盟友・植草克秀(56)と、井上珠美が参加する。植草とは「あずさ2号」をデュエットする。

錦織一清オフィシャルファンクラブUncle Cinnamon Clubと、植草克秀オフィシャルファンクラブTeam KUで、ファンクラブ限定版(カラオケCD付き)を4月15日に先行リリースすることも併せて決定した。

【収録曲】

<1>For Your Love

<2>五月のバラ

<3>池上線 

<4>めぐり逢い紡いで

<5>あずさ2号 Duet with 植草克秀

<6>東京HOLD ME TIGHT

<7>ラヴ・イズ・オーヴァー

<8>さよならをもう一度

<9>忘れていいの-愛の幕切れ-Duet with 井上珠美

<10>ブルースカイブルー

錦織は、初の自叙伝「少年タイムカプセル」が、発売当日の1日に重版が決定したことも、話題を呼んでいる。「少年タイムカプセル」は、12歳でジャニーズ事務所に入所し、1985年(昭60)に「仮面舞踏会」でデビューした少年隊の“ニッキ”こと錦織が、下町で過ごした少年時代、盟友・植草と東山紀之、時代を超える名曲と伝説のステージ、そして「YOU、天才だよ!」と口にした恩師・ジャニー喜多川さんのことまでをつづった。「ジャニーズの最高傑作」とも称されるエンターテイナーが、“仮面”を脱ぎ捨てて、ジャニーズ事務所時代の思い出からエンターテインメント論までを語った自叙伝となった。