ブロガーで作家のはあちゅうさん(37)が16日、ツイッターを更新。政府が普及を促進するマイナンバーカードについて、“政府に個人情報を握られる”といった懸念を理由に取得しない人に疑問を呈した。

はあちゅうさんは「某所で隣に座っていた方が『マイナンバーカードは、政府に個人情報を握られるから怖い、作らない』と言っていて驚いた」と、周囲から聞こえてきた声に言及。「私の理解では、マイナンバーカードは、政府にすでに握られている個人情報をいろんな場所で使いやすくするためのカードなので、作らないと損なのだが...」との考えを示し、「というか政府に握られたら困るような個人情報を一般市民が持っているのは問題では...一体何を政府に知られたくないんだろう...。(嫌味ではなく素朴な疑問)」とつづった。

「私は真逆の考えで、政府にもっと個人情報握ってほしい派。税金は自動計算されて勝手に口座から落としてほしいし、医療機関ごとにいちいちカルテ書きたくない」と、はあちゅうさん。「今のところマイナンバーカードは、あって良かった~!のパターンしかない。住民票がコンビニで取れるし、マイナポータルで年間の医療費が一瞬でわかる。あと、私は自動車免許を持ってないので、これまで写真付きの身分証明書を求められる場所で肩身が狭かったけど、(パスポート使ってた)マイナンバーカードのおかげで『持ってますとも!!身分を!証明出来る物を!!!』ってなってる。ネットでの本人確認もマイナンバーカードがあると楽ちん。マイナポイントも貰えたし」と、自身が感じたメリットを記した。

一方で「政府に個人情報を握ってもらわないと必要な補助が受けられない。デメリットにばかりフォーカスして、メリットを見ないほうが、損すると思う...!!」と指摘した。