肺がんのため入院中のロックバンド頭脳警察のボーカル、PANTA(73)が16日、公式サイトを更新。ファンにメッセージをつづった。

PANTAはリハビリ開始にともない、ブログや連載等の文筆活動を徐々に開始すると報告。その上で、「みなさま心配かけてすまなかった。心からの詫びと突発事態への対応に対処してくれたみんなとスタッフ、そしてもちろんメンバー、ユニオン仲間に心から感謝をさせてもらいます」とつづった。

2度の危篤を乗り越え、現在は「まだやっと動ける状態」だというが、「天国か地獄かわかりませんが、二度ほどノックしたにもかかわらず誰も応対してくれなかったことだということで、これも留守だったことに感謝しきれません」と、一命をとりとめたことを感謝した。

「とにかくいまはレコーディングも含め早くみんなと音楽活動に入りたい思いでいっぱいです」と意欲を示したPANTA。「応援もありがとう。待っててくれとは言わないが、とにかくいまはロック屋らしいやらねばならないことをやりたい思いでいっぱいです。これに乗ってもらってまた更なる応援をおねがいします。少しづづ少しづつですが、一緒にもりあがっていきましょう。ありがとう。感謝を百個くらいいわせてもらおうかな」とメッセージをつづった。

PANTAは2021年に肺疾患のため一時活動休止を発表。病名は公表せずに長期療養を続けていたが、今年2月に精密検査で肺がんと診断されていたことを公表するとともに、重症の肺炎により緊急入院したことを報告していた。