お笑いコンビ、さまぁ~ずがMCのTBS系紀行バラエティー「7つの海を楽しもう!世界さまぁ~リゾート」(土曜深夜0時)が25日深夜の放送で最終回を迎え、三村マサカズ(55)大竹一樹(55)が最後のあいさつをした。

最終回はおぎやはぎ小木博明、モデル森星とともに、さまぁ~ずにとって約3年ぶりの海外ロケとなったタイのピピ諸島を訪問。エンディングとなった夕方のクルージング場面では、大竹が「我々としては10年」と番組の歴史を切り出すと、三村は「長かったようで短いというかね。ちょうど夕日がいい感じで出ているから、言葉にするとグッときてしまうんですよね」と振り返った。

大竹も「我々はただ楽しかった」とスタッフに感謝し、三村も「ただ楽しいだけの10年」と回想。小木は「みんながこの番組やりたいって言っていた」と、お笑いタレントたちの羨望(せんぼう)の的だったと明かすと、三村は「憧れの番組になれて良かった」と語った。

大竹は「さまぁ~ずは、ただスタジオで文句言ったり笑ったりして、あと旅に行って、本当に楽しい。本当に終わるのか、みたいな」と繰り返し、三村が「本当に終わってしまうんですよ」と確認すると、大竹も「もうやめろ。グッときちゃうから」としみじみ語った。

大竹は「どこかでこういった番組もあるかもしれませんけど、全部違うかもしれませんけど、内容が」とあいさつすると、三村から「だとしたら全く別の番組だよ」とツッコミ。2人で笑いながら、大竹は「またいつかお会いできるかもしれませんので、その時まで」と締めた。

同番組は13年にスタート。世界各国のリゾート地情報などを放送しており、コロナ禍の期間中も、自宅にいながら美しいビーチの映像などを楽しめることから人気も高かった。