歌手浜崎あゆみ(44)が28日、都内で行われた、美容メーカー「リズム株式会社」新商品記者会見に登壇した。浜崎の記者会見登壇は、15年6月に都内で行われた自身初となる写真展開催に向けて行って以来、約8年ぶり。上下白色のスーツ姿で登壇し「うわー! なんかたくさんの方にいらして頂いてありがとうございます」と笑顔であいさつした。

同社のブランドアンバサダーに就任し、コラボレーション商品「R-FACE BFTパック」を発売する。ブランドアンバサダーの期間は、この日から24年4月7日までの予定で「商品のイメージが“浜崎あゆみ”とマッチしていたため」という理由で起用された。浜崎は商品パッケージのデザインの監修を担当。名前の頭文字「A」をもとにデザインしたトレードマークの「あゆマーク」があしらわれている。

入浴中でも使用できることから、自身の生活談を交えて手軽感をPRした。「子どもたちとお風呂に入るじゃないですか。出てから大パニックなんですよ。裸のまま走り回るし。おむつはかせて、パジャマを着せて、髪を乾かして、寝かしつけていると美容をやるどころではない。くったくただし、こっちも早く寝ないと仕事だし」と日常を明かした。

その上で「お風呂上がってからのケアがお風呂の中でできるのはいいですよね。お風呂出てからは子どもたちとの戦いに専念するという。幼いお子さんがいるお母さんたちにお勧めしたいですね」と話した。

自身の健康方法については最近、ピラティスとサウナにはまっていることを明かした。自宅にピラティスができる場所を作り、庭にはサウナを作ったことを報告。「水風呂もあります。結構、大きいんですよ。12人ぐらいは入れますよ」と言って、出席者を驚かせた。

浜崎にとって、今年はメモリアルな1年になる。98年4月8日にシングル「poker face」でデビューし、25周年を迎える。その4月8日には、国立代々木競技場第一体育館で25周年ライブ「ayumi hamasaki 25th Anniversary LIVE」を開催する。観客の声出しも解禁となり「声出しはやっぱり1番大事なことだと思うんですよ。お客さんが自分の名前を呼んでくれること、歓声がどんな感覚だったか思い出せないぐらいですね」と楽しみにした。

デビュー前については「すぐに辞めようと思っていました。何ででしょうね。全然、野望とかそういうタイプではなくて」と回顧。それでも、ここまで続けてきたことについては「自分のためだけなら25年もできなかった。お世話になった人に恩返ししたい、喜んでもらいたいと。ライブも自分をお祝いする気持ちは全くないです。こんな私のために人生を懸けてついてきてくれた皆さんに楽しいライブだった、やり切ったねって思ってもらえるようなライブにしたいと思っています」と感謝の言葉を並べた。