齋藤飛鳥(24)の乃木坂46卒業コンサートが18日、東京ドームで行われた。11年以上活動し、グループを引っ張り続けた1期生のエース。1日5万、2日間計10万人を動員。アイドルとしてのラストステージで躍動した。持ち前の“ツンデレ”発言もあり、最後までらしさを発揮した。

アンコールラストで「11年間頑張ってよかった。最後にこんなに景色を見られて、もう人生大満足です。本当にありがとうございます」と感謝した。「今日で卒業します。明日からは、恋とかもするかもしれませんね」と言い、ファンは「ええ~っ!!」と騒然となった。続けて「お前らの誰かの嫁が、飛鳥になるかもしれませんね。『俺の嫁』ですね。じゃあ、さよなら!」といたずらっぽく笑い、大歓声を浴びた。

コロナ禍前、ライブ会場で開演前にファンが「俺の嫁」と叫ぶコールが恒例だった。特に齋藤は「俺の嫁、俺の嫁、齋藤飛鳥さ~ん!」とコールの対象となることが多かったメンバーだった。ファンを楽しませるサービス精神で、去り際まで魅了し続けた。