NHK連続テレビ小説「らんまん」(月~金曜午前8時)の第41話が29日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、植物学雑誌の創刊を目指す万太郎(神木隆之介)は、田邊から創刊の許可を得たいのだが、話しかけるタイミングがなかなかつかめない。一方、寿恵子(浜辺美波)は、和菓子を届けに行ったことをきっかけに実業家・高藤(伊礼彼方)に気に入られ、舞踏練習会に参加してほしいと誘われる。最初は断るが、そこへ現れたアメリカ人ダンス講師・クララ(アナンダ・ジェイコブズ)の優美な姿に魅了される。

一方、万太郎は藤丸(前原瑞樹)から日本の酒蔵が軒並みつぶれる、という話を聞く。

「らんまん」の主題歌「愛の花」を歌う、あいみょんがあさイチからVTRで独占インタビューを受けた。あいみょんは今までも「マリーゴールド」など数々の植物を歌のタイトルにしてきた。

あいみょんは空港にいる時に朝ドラの主題歌起用決定を聞き、「え~、私ですか」と驚いたという。奇しくも家族から「いつか朝ドラの主題歌やるのかな」と言われていただけに、言葉を濁したという。主題歌づくりについてスタッフと「朝は大事なイメージ」「朝っぽいよね」「朝聴いて嫌じゃないですか」「爽やかは大事だけど、爽やかだけでは嫌」など試行錯誤を繰り返したという。携帯のボイスメモに曲のデモを「らんまん1」「らんまん2」「らんまん4サビ変え」など何曲も入れ、「らんまん」で埋まっていたという。そして自宅の植物に囲まれている時に、らんまんにぴったりの歌詞が浮かんだという。

同ドラマは108作目の朝ドラで高知出身の植物学者、牧野富太郎の人生をモデルにしたオリジナルストーリー。体が弱くいじめられがちだった少年・万太郎は植物の魅力にとりつかれ、秘めた才能を発揮。野山を歩き回ることで丈夫な体を手に入れる。小学校中退という学歴にもめげず、独学で植物学をきわめ、東京帝国大学植物学教室の門をたたくことになる。万太郎(神木隆之介)を支える妻の寿恵子を浜辺美波が演じる。あいみょんが主題歌を担当しタイトルは「愛の花」。宮崎あおいが語りを務める。各週のサブタイトルには物語内で描かれる花の名前が付けられる。