人気ジャズバンドSOIL&“PIMP”SESSIONS(ソイル・アンド・ピンプ・セッションズ)のドラマーの緑川直人容疑者(45)が今月20日、大麻取締法違反(所持)の疑いで、千葉中央署に逮捕されたことを受けて、同バンドの所属レコード会社が21日、公式ホームページで、同バンド名義の音源、映像商品の出荷および配信を停止することを発表した。

発表では「この度、弊社契約アーティストSOIL&“PIMP”SESSIONSのメンバー『みどりん』こと緑川直人が大麻取締法違反(所持)の疑いにより逮捕されるという報道がございました。これにより、お客様、音楽ファンの皆様、関係取引先様に不信感を与え、ご迷惑、ご心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。「弊社としては事の重大さを十分認識し、厳正な対処をいたします」とした上で「弊社が管理するSOIL&“PIMP”SESSIONSおよびJ.A.M名義の音源、映像商品の出荷および配信を停止いたします」と報告。続けて「今後の活動に関しましては、関係各所と協議のうえ、当ページにて順次ご報告いたします」としている。

緑川容疑者の逮捕容疑は4月13日午後0時半ごろ、千葉市中央区中央の路上で乾燥大麻を計2・3グラム所持した疑い。容疑を認めており、「自分で使うために持っていた」と話しているという。

捜査関係者によると、歩行中の緑川容疑者が不審な挙動をしていたことから警察官が職務質問。所持品検査をしたところ、バッグ内からチャック付きのポリ袋に入った乾燥植物や乾燥植物片などが見つかった。鑑定で大麻と判明したため、この日逮捕となったという。署は入手経路などを詳しく調べる。

同バンドは、緑川容疑者の他にタブゾンビ(トランペット)丈青(ピアノ)秋田ゴールドマン(ベース)社長(アジテーター)の計5人で、01年、東京のクラブイベントで知り合ったミュージシャンが集まり結成された。

05年に英BBC RADIO1が主催した「WORLDWIDE AWARDS 2005」で「John Peel Play More Jazz Award」を受賞。モントルージャズフェスティバルなど海外大規模フェスにも出演し、30カ国以上で公演を開催している。

アーティストとの共作やコラボも多数。椎名林檎とは交流が深く06年に配信シングル「カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.)」をリリースし、小泉今日子、布袋寅泰、Superfly、三浦大知らとも共演している。

演奏力や音楽センス、ラフな雰囲気エンターテインメント性が高い音楽性で「爆音ジャズ」と称されることも。みどりんもノラ・ジョーンズと共演するなど、ドラマーとして高い評価を得ている。

SOILは塵、埃、土壌、大地、PIMPはだて男などを意味する隠語。