ロックバンド、レッドウォリアーズのボーカルのダイアモンド☆ユカイ(62)とギターの木暮“shake”武彦(64)のユニットDiamond Shakeが、セカンドアルバム「ロックンロール黄金狂時代」を6月19日にリリースすることが11日、発表された。

自分たちの原点として、ビートルズ、ローリング・ストーンズなどの“ロック黄金時代の名曲”をカバーする。10代の時に必死でカバーした曲に、60代を迎えて真剣に向き合っている。

楽曲は<1>「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」(ザ・ローリング・ストーンズ)<2>「ジェット」(ポール・マッカートニーとウイングス)<3>「ホット・レッグス」(ロッド・スチュワート)<4>「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」(ステッペンウルフ)<5>「雨を見たかい」(クリーデンス・クリアウオーター・リバイバル)<6>「カム・トゥゲザー」(ザ・ビートルズ)<7>「Mama Kin」(エアロスミス)<8>「悪魔を憐れむ歌」(ザ・ローリング・ストーンズ)。

ユカイは「WOW!! ユカイにロックンロールフォーエバー!! 俺たちが学生時代に憧れて、よくやっていたロックンロールの数々の名曲を今、再びDiamond Shakeで歌うよ。楽しんじゃおうぜ!!」。

Shakeは「10代の頃、夢中になった70年代のロック。今回改めて本気で演奏してみて、やっぱり特別なものだったのだと再認識した。今の時代には生まれるはずもない、荒々しさと輝き。こんな時代にこそ聴くべき音楽なのだ。俺たちが感じたカッコよさ、新たな命を吹き込んだよ」と話している。

Diamond Shakehakeは2021年(令3)に“ロックンロールの再生”を掲げて結成。初の全国ツアー「Tour 2024 ロックンロール黄金狂時代」が5月11日の長野公演から、12カ所13公演行われる。初日の長野公演から、会場で「ロックンロール黄金狂時代」が先行販売される。6月22日の東京キネマ倶楽部での東京公演では、同アルバムの収録曲を全曲披露する。

また、4月28日には東京・渋谷のduo MUSIC EXCHANGE「R&R Come Together Vol.3 Diamond Shakehake VS 浅井健一」が開催される。

ユカイとShakeは、1986年(昭62)にレッド・ウォリアーズでメジャーデビュー。89年に解散したが、その後は断続的に再結成して活動している。

◆ダイアモンド☆ユカイ 1962年3月12日、埼玉県大宮市(現さいたま市)生まれ。86年10月。ロックバンドRED WARRIORSのボーカルとしてデビュー。89年解散。90年に「I'M THE BEST-世界の女は俺のもの-」でソロデビュー。96年RED WARRIORS再結成。97年活動休止。99年再々結成。03年活動休止。07年再々々結成。俳優として87年映画「TOKYO-POP」、92年映画「ハートブレイカー弾丸より愛を込めて」主演、04年映画「Lost In Translation」。16年舞台「ミスサイゴン」。96年にリリースした映画「トイ・ストーリー」の日本語版主題歌「君はともだち」で、19年にNHK紅白歌合戦出場。

◆木暮“Shake”武彦 60年3月8日、東京生まれ。ギタリスト。通称シャケ。84年レベッカのメンバーとしてデビュー。85年脱退。86年RED WARRIORSで再デビュー。89年に渡米してロサンゼルスで多国籍バンドCASINO DRIVE結成。帰国して95年以降はソロプロジェクト「サイコデリシャス」、RED WARRIORS再結成。03年富士山麓に移住。

◆Diamond Shakeメンバー キーボード:Dr.kyOn/ドラムス:大島治彦/ベース:平石一成