俳優石原良純(62)が3日、テレビ朝日系「良純と○○の会」(午後7時58分)に出演。叔父の石原裕次郎さんが出演した1968年の映画「黒部の太陽」の過酷な撮影について語った。

自然と闘いながら黒部ダムと発電所の建設に奮闘する人々の物語で、CGのない当時の撮影は命がけだったという。

番組では、建設中のトンネルが崩壊し、作業員が大量の水と木材にのまれる大迫力の場面を放送。そのシーンを見つめた良純は「全部一発勝負のマジ撮影だから。よく死人が出なかった。何の計算もなく水にのまれてる」と改めて息をのんだ。

水に押し出された人が転倒するなど演技を超えた生々しい映像だったが、実際は装置が故障し想定以上の水が放出された“事故映像”だったことも紹介。良純は「死人が出たら大変だったけど、死人は出なかった。この時石原裕次郎は手を骨折してるからね」と裕次郎さんがけがを負っていたことも明かした。

映画公開の翌年に黒部を訪れたことを振り返り「何にもないところに人間がこれだけ大きいものを作った。自然の懐に入って。石原プロが映画作りに社運を賭けたと同時に、関西電力もリアルな話、このプロジェクトにしくじったら関西電力がなくなっちゃうみたいなことをやった。ダブるんだよね。だから黒部が好きなんですよね」と感慨深げに語った。