石原さとみ(37)が30日、都内で、主演映画「ミッシング」(吉田恵輔監督)大ヒット御礼舞台あいさつに出席し、娘役のサプライズ登場に号泣した。
同作は、失踪した愛娘を探す家族の苦悩や事件を追うマスコミや世間の好奇な目にさらされる葛藤を描いた社会派作品。石原は愛娘を必死に探す母・森下沙織里を熱演した。
19日の公開から2週間がたち「皆さんから言葉にならない言葉を頂いて、届いている人にはちゃんと届いているということが伝わってきてうれしいです」と笑顔。これまでに約23万人を動員し、反響も「今までにない感想量。伝言を言い渡されたり、すごく反応が濃いです。同業の俳優さん女優さんからもとてつもない長文のメッセージもいただきました」と喜んだ。
同作は石原にとって出産後初の主演映画となった。「結婚した時、ドナーカードに意思表示をしたんですけど、子どもができたときにこの丸はとても大事だと思ったんです。その覚悟を思い出しました。ニュースの向こうに流れているご家族の姿を想像するようになりました。自分の中の当事者意識を勉強しました」。
同作はヨーロッパ、アジア、北米の5つの国と地域で開催される映画祭での上映が決定。石原は「子を思う気持ちに言語の壁はないですよね」とした上で「どこで笑うのか、どう思うのか聞いてみたいですね」と話した。
この日は、沙織里の娘・美羽を演じた有田麗未(つぐみ=7)がサプライズ登場し、似顔絵をプレゼント。3人での撮影について「公園で遊んだことと、待ち時間にトランプをやったことが楽しかった」と笑顔を見せると、石原は涙を流しながら「大きくなったね」と再会を喜んだ。
石原は「タイトルが本当に好き。出演者の全てを書いている映画を表していると思っています。大切な物を大切と思える感情など、撮影は1年以上前なのに今この瞬間の感覚になるくらい、自分自身の中で感情が生きています」と振り返った。観客には「この映画でSNSを始めたいと思うくらい力を感じて、前進する力も偉大なんだなと思いました。ぜひ皆さんも多くの方に伝えてください」と呼びかけた。



