「蔵六の奇病」「地獄変」などの作品で知られるホラー漫画家で、膵臓(すいぞう)がん闘病中の日野日出志氏(79)が12日までにX(旧ツイッター)を更新。退院後、再び入院していることを明かした。

日野氏は昨年11月、「膵臓癌を宣告された」と公表。1月3日の投稿で「今日から入院しました。6日に8時間の大手術があります」と報告し、「術後の生活はもう元の日常に戻る事は出来なくなります。覚悟を決めて天命に身を委ねて生きて行きます」と決意をつづっていた。その後、同16日には「20日に退院が決まった。その後半年間抗癌剤治療に移行する」と報告。「予定の8時間を超えた11時間の大手術だった」と手術を振り返り、同19日には「今日は身体から最後のチューブが外された。手術後初めての事だ。牢獄の鎖から解放されたような気持ちだ。さあ、明日は我が家だ!どんな顔で出迎えてくれるかなぁ…」と退院を心待ちにする様子をつづっていた。

しかし今月10日には「入院している」と再入院したことを明かし、「原因は玄関で気絶してるのを偶然来た息子が発見してくれたからだ。玄関を開けてチェーンを開けろと叫んでる。が、身体が動かない。何か意味不明な事を言ってたらしい。抗癌剤に耐えられる体力回復のための入院だがどこまで時間が残されているだろうかなぁ…」と経緯を説明。心配するファンに「“死"をどうか暗い後ろ向きな話しと捉えないで下さい。私の心は穏やかでとても安らかに生きているのですから…」と呼びかけた。

今回の投稿では「皆様にお伝え致します 私に何かあったら娘と息子が著作権を引き継ぎ『日野日出志著作権事務所』として活動する事になります。このスマホも娘が引き継ぎますので、今まで同様交流のほど宜しくお願い致します」と自身の死後について説明。ホラー漫画「富江」などで知られる漫画家伊藤潤二氏から「日野先生、息子さんが発見されて良かったです!どうかゆっくり静養なさってください」とのコメントが寄せられると、「伊藤さんホラー漫画を宜しくお願い致します」と返した。