NHKは9日、2028年の大河ドラマの制作・主演発表会見を行い、大河初出演となる山﨑賢人(31)主演でタイトルが「ジョン万」と発表した。幕末から明治にかけて通訳、翻訳家として活動したジョン万次郎を題材とした第67作目となる。

高知・土佐清水市にあるジョン万次郎資料館の名誉館長を務めているビビる大木(51)が同日、Xを更新。「つ、ついに! ジョン万次郎が2028年大河ドラマに!! マジでウルウル涙ものです 2013年からジョン万次郎資料館名誉館長となり、ジョン万次郎という人間をもっともっと知ってもらいたいと努めてまいりました。自分のことより嬉しい気がしてます」と興奮気味につづった。

大木は所属事務所を通じて「ジョン万」への思いをコメントで発表した。

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-「ジョン万次郎」の一番の魅力

やっぱりね、万次郎の人生が面白いのは、いわゆる「立身出世」のお話じゃないところなんですよ。武勇伝があるとか、戦で手柄を立てて出世したとか、幕末の志士のような「日本を変えてやる」という高い志を最初から持っていたわけじゃない。そこが面白いんです。

彼は意図せず、望んでもいなかったけれど、偶然の重なりでアメリカに行く流れになってしまった。でも、行った先で「もうここで学んで生活するしかない」という状況になり、学校へ通わせてもらい、船乗りになって地球2周分も仕事をした。

まさに「置かれた場所で花を咲かせる」人生なんですよね。最近は「夢が持てない」という若者が増えているというニュースも聞きますが、この万次郎の「たまたま行った場所でも人生を咲かせてみよう」という姿勢は、現代人にとっても大きなヒントや指標になるんじゃないかなと思っています。

-「ジョン万」への期待

万次郎は日本を出ていた時間が10年くらいありますからね。その「世界」をどう描くのかが本当に楽しみです。ドラマや映画になる話が出るときはいつも話題になりますが、やはり1年かけて丁寧に撮る「大河ドラマ」ぐらいのスケールじゃないと、彼の人生は描ききれないんですよ。

アメリカでの暮らし、世界を回る船乗りのシーン、大迫力の捕鯨シーン、さらにはハワイやカリフォルニアのゴールドラッシュで金山へ行くシーンまである。そして琉球王国へ戻ってくる……。これ、全部どうやってやってくれるのかなって、見る側としてワクワクが止まりませんね。

-もし出演するなら?

そうですねぇ……(笑)。主演が山﨑賢人さんですから、例えば、顔は映らないけれど「晩年の万次郎の背中」のシーンとかね。「あの背中、実はビビる大木だったんだよ」みたいな、顔を出さない出演でもいいんです。

あとは、ストーリーテラー。案内人ですね。「さあ、アメリカに渡ったジョン万次郎は、この先どうなっていくんでしょうか……」なんて語る役割も、すごく魅力的だなと思います。