漫才コンビ「ザ・ぼんち」が27日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜午後11時10分=関西ローカル)に出演。漫才ブーム当時の大ヒット曲「恋のぼんちシート」をめぐり、所属する吉本興業が“大損”してしまったことについて語った。
ザ・ぼんちは80年代の漫才ブームに乗って全国的な人気者に。1981年(昭56)に発売したシングル「恋のぼんちシート」は80万枚の大ヒットを記録。コンサートツアーを行い、漫才師としては初めて東京・日本武道館で公演を行った。
ぼんちおさむ(73)は「『ぼんちシート』のレコードが80万枚売れてん。週刊誌見たら、『これはすごい、印税がすごい』っていう話やったから、楽しみやったんや。何千万、なんぼ入るかな、億入るのかなって。全然入らへん」と回顧。
完成した音源には、複製、販売、二次利用などの利用料を受け取れる「原盤権」が発生する。「恋のぼんちシート」についても、「(レコード会社が吉本興業に)『原盤権っていうのがある。買いませんか?』って」と勧められたものの、曲が売れないと判断した吉本側はその購入を断ったという。
ところが、結果は大ヒットで、おさむが「(原盤権が)30万円やってん。俺らは知らんがな。30万をケチったために、3億、4億、損してる」と話し、スタジオからは「えーっ!」と声が上がった。
おさむは「週刊誌見るたびに腹立ってな。世間では金が入ってくると思ってるから」と苦笑。
里見まさと(74)が「僕ら、年間に今でも3、4回ぐらい、『恋のぼんちシート』歌います。ぼんちが歌うと、曲を流すのに、お金を払ってるんですよ、吉本。その原盤権を持っているところへ」と明かすと、かまいたち山内健司(45)が「えーっ、自分の曲なのに!」と驚いた。
原盤権を持っているのは「フォーライフ・レコード(現・フォーライフミュージックエンタテインメント)」で、まさとが「吉田拓郎さんの事務所」と説明。
山内は「じゃあ吉田拓郎さんが悪いってこと?」とジョークを飛ばし、まさとは「向こうからしたら、宝くじに当たったようなもん」と笑っていた。



