元AKB48でタレント小野恵令奈(20)が、芸能界を引退することを3日、自身のブログで明かした。今年に入って、所属事務所と話し合いを続けており、契約は15日で終了する。今後について、小野はブログで「新たな夢や目標が出来て今回の様な決断をさせて頂きました」とつづっている。

 小野は06年にAKB48のオーディションに合格し、12歳で芸能界入りした。大島優子(25)らと同期で、09年の選抜総選挙では11位に入った人気メンバー。愛くるしい笑顔と人懐こい性格で「えれぴょん」の愛称で親しまれ、次世代エース候補と呼ばれていた。10年に海外留学を理由に、グループを卒業。11年に現在の事務所と契約し、12年に「えれぴょん」でソロデビュー。昨年は「タンクトップファイター」(テレビ東京系)でドラマ初主演など、幅広く活躍していた。

 12歳で芸能界入りした小野は、8年の芸能活動にピリオドを打つ。「本当に沢山のファンの方々や関係者、スタッフの皆様の支えや応援があったからこそ、今に至るまで私は、素敵な芸能生活を送らせて頂けたと本当に本当に心から感謝しています」とつづった。