「2010神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社主催)が19日、東京・神宮球場や国立競技場などで開催された。

 神宮球場のトリに登場したのはTRFだ。1曲目の「masquerade」から、アリーナもスタンドも総立ち。「BOY

 MEETS

 GIRL」では浴衣を着た10代から50代までの幅広いファンが踊りながら声援を送った。スタンドもアリーナもダンスホール状態で、6曲を歌い終えたYU-KIは汗でビッショリになっていた。

 YU-KIは「メーンの花火に向かう、その前のピークを任さてれていると思ってステージに上がりました。そういう意味では役割は大きかったと思うし、皆さんが自分なりの乗り方で楽しんでくれているのがすごく分かりました」と手ごたえを口にした。

 デビュー以降、YU-KIが初めて花火大会に足を運んだのが、この神宮花火大会だった。当時は、前から3列目の席で花火を見た。「まさか、自分が花火大会のライブに出させていただくとは」。花火の好きな部分は「一体感と美しさ」という。本番のステージで、夜空に浮かぶ月が見えた。「最高です。花火と月。また浴衣を着ている女の子が『この日を目指しておしゃれしたのかな』という想像もかきたてられる。2010年の思い出に残るようになってくれたらすごくうれしいな」。

 2012年には20周年を迎える。そのカウントダウンの一環として「BOY-」「survival

 dAnce」「EZ

 DO

 DANCE」の大ヒット曲3曲を、セルフカバーし、2日に同時配信が始まった。花火同様、色あせることなく進化し続ける。「世代を超えたファンは宝物です。20周年にオファーがあれば花火大会の国立競技場会場もいいですね」と笑顔を見せていた。

 [2010年8月20日7時59分

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