1885年(明18)に帝国議会が設立され、以来140年にして初めての女性総理が誕生した。第104代内閣総理大臣の高市早苗氏である。
衆議院本会議での投票。連立を組んだ維新の票を合わせても、過半数に2票足りない緊迫した状況。全員が固唾(かたず)をのんで見守る中、ご本人の緊張はいかばかりであったろう。237票と上々の結果が出た時、「はぁー」というため息と共に一瞬気持ちが解けたかに見えたが、直後、見る見る顔が険しくなった。今後の重責を実感、覚悟を決めた瞬間に見えた。
「やってくれそう」との国民の期待が寄せられ、読売新聞の世論調査で内閣の支持率は歴代5位の71%。布陣は自民党全員出塁だ。財務相に片山さつき氏、経済安保担当相に小野田紀美氏。2人は高市総理の気心知れた「助さん」「格さん」としてパワフルに脇を固めるだろう。女性閣僚が少ないとの批判もあったが、この3人のタッグは十人力だ。その他にも、「タフネゴシエーターの風貌だ」とトランプ米大統領に言わしめた茂木敏充氏を外相に、関税交渉を仕切った赤沢亮正氏を経産相に横滑りさせ、「対トランプシフト」を敷いた。要所にエキスパートたちを配した「和新創生内閣」と評価したい。
日本は先行きの不透明感がまん延し、自民党はさらに崖っぷちだ。今国会はまさに正念場。これまでの公明党依存から自立し、新しいパートナー日本維新の会と信義、調和をもって手を携え、改革を推し進めて欲しい。
先日、私が会長を務める東京ボディビル・フィットネス連盟が主管し、日本ボディビル・フィットネス連盟が主催する「JBBF フィットネス ジャパン グランドチャンピオンシップス 2025」が江戸川区総合文化センターで開催された。男性社会と思われがちな日本ボディビル連盟の会長は辻本俊子氏。卓越したリーダーシップで協会を率いている。そして今大会の女子チャンピオンは荻島順子氏。おんとし58歳。何と3連覇だ。
女性は男性に比べて筋肉が付きにくく、より一層の努力が必要とのこと。その分、出来上がった造形美は「北斗の拳」のキャラクターさながらだ。
新首相も筋肉を鍛え上げるように、日々努力を積み重ね、確固たる強さをもって日本をリードしていただきたい。


