北海道江別市で2024年、千歳市の大学生長谷知哉さん=当時(20)=が集団暴行され死亡した事件で、強盗致死や窃盗などの罪で起訴された6人のうち3人の初公判が25日、札幌地裁(高杉昌希裁判長)で開かれ、3人は「間違いありません」といずれも起訴内容を認めた。
3人は、長谷さんの交際相手だった八木原亜麻被告(21)の友人で当時大学生だった釧路市の川村葉音被告(21)、いずれも札幌市白石区の滝沢海裕被告(19)と少年(17)。滝沢被告は当時18歳で、改正少年法で起訴後の実名報道が可能な「特定少年」に当たる。
検察側は冒頭陳述で、長谷さんと八木原被告との交際関係でのトラブルから、暴行を加えるために川村被告が長谷さんを呼び出したと指摘。さらに金品を奪う目的で約2時間にわたって長谷さんの顔や腹を殴るなどしたことで、長谷さんが死亡したと主張した。
起訴状によると、3人は八木原被告らと共謀して24年10月25~26日、江別市の公園で、長谷さんを暴行して現金やクレジットカードを奪い、外傷性ショックで死亡させたほか、長谷さんのカードを使って、たばこなどをだまし取ったとしている。
残る3人のうち2人は7月に初公判が予定されているが、八木原被告は見通しが立っていない。(共同)

