★27日、共産党幹部会議長・志位和夫はXに「NYでの各国首脳外交を見るにつけ、日本の存在感があまりに低い。誰もその声に真剣に耳を傾けず、誰からも心からの尊敬はない。トランプ氏に媚び、取り入ることしか考えず、隣国と話し合いすらできない関係を自ら作った。あげく米国からすら尊重されていない。首相を辞めさせるしか解決方法はない」と書き込んだ。首相・高市早苗の訪米に関しては全く同感、相変わらずの失敗外交と言えるが、共産党を始め野党こそ、存在感があまりに低いと言わざるを得ず、国民からも心から尊敬をされていない。野党は何をしようとしているのか。

★志位の言葉を野党になぞらえれば「媚び、取り入ることしか考えず」も野党の置かれた状況と酷似する。衆院選のさなか、今年の2月5日。街頭で志位は「困難もあったが、成果もあげた。立憲民主党がなくなっても野党共闘を求める市民の声は決してなくならない」としたが、保守勢力からは「立憲共産党」と言われた。しかし多くの野党勢力でも本来の野党と言えるのはごくわずかで、8月25日、党の全国都道府県委員長会議で志位は「野党は政権ではなく連立に入ることしか考えていないので高市さんとは対峙(たいじ)しない。野党は一致団結して闘うべきなのに、連立政権に入るために抜け駆けして協力を競う。そんな野党の本音を国民は見抜いている」とした。これでは国民からの信頼は得られない。

★28日、立憲民主党代表・水岡俊一は中道改革連合崩壊後、「衆院の仲間と一緒に戦える塊を目指すべきだ」と述べ、新党「民主改革の会」と合流を模索する考えを示した。また同日、民主改革の会に参加しなかった元立憲代表・泉健太は無所属の緒方林太郎と会派「志士の会」を結成した。政界関係者は「ここからくっついたり離れたりをしばらく見せられるが、その間、政権奪取の旗を掲げ続ける人たちはどのくらいいるのか」。高市政治を批判している野党が自民党入り、または連立を狙う状況で「本当の野党を作り政権を取る」と宣言する野党はあるのか。(K)※敬称略