「狂っている」「何をしやがるんだ」-。米ニュースサイト、アクシオスは1日、トランプ米大統領が同日の電話会談で、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラへの攻撃を強化しようとするイスラエルのネタニヤフ首相に激怒したと報じた。イランとの交渉が行き詰まりかねないと危惧し、いら立ちを爆発させたようだ。
アクシオスによると、トランプ氏はイスラエルがレバノンの首都ベイルートを攻撃すれば、国際社会でさらに孤立すると伝えた。汚職疑惑のあるネタニヤフ氏に「私がいなければおまえは刑務所に入っていた。私が救ってやったんだ」と主張。「皆がおまえを憎んでいる。このせいで、皆がイスラエルのことも憎んでいる」と罵倒した。
トランプ氏は、イスラエルの自衛権は認めつつ、ネタニヤフ氏が情勢をむやみにエスカレートさせていると感じているという。
トランプ氏は1日、イスラエルと親イラン民兵組織ヒズボラが攻撃停止で合意したと発表したが、レバノンの国営通信は2日、南部でイスラエル軍の無人機攻撃があり3人が死亡したと伝えた。イスラエルメディアによると、レバノンからイスラエルへ向けたロケット弾や無人機での攻撃も続いた。双方の交戦は継続している可能性がある。(共同)

