台風7号と8号は27日、列島の南側を北寄りに進んだ。先行した8号は東日本太平洋側にかなり接近した後、日本の東で温帯低気圧に変わった。7号は27日夜にかけて東日本太平洋側に接近する見込み。梅雨前線の影響もあり、太平洋側は大気が不安定となって広範囲で大雨が続いた。山口県では26日夜、住宅が土砂崩れに巻き込まれ、住民の70代男性が行方不明となった。気象庁は大雨などに厳重警戒を求めた。
土砂崩れは山口県平生町で発生。男性の他、住民3人が重軽傷を負った。27日には千葉県や神奈川県などで、レベル4土砂災害危険警報が出た。
気象庁によると、台風7、8号が持ち込む暖かく湿った空気の影響などで前線の活動が活発で、列島の太平洋側を中心に雨が降った。7号は列島の東海上に進み、温帯低気圧に変わる見込み。
24時間予想降水量はいずれも多い所で、28日正午までが東海200ミリ、関東甲信150ミリ。
27日の予想最大風速(最大瞬間風速)は関東甲信、東海、四国20メートル(30メートル)。波の高さはいずれもうねりを伴い、関東甲信、東海6メートル、近畿、四国5メートル。
台風7号は27日午前10時現在、高知県の室戸岬の南を時速約50キロで北東に進んだ。中心気圧は992ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速20メートル、最大瞬間風速30メートル。台風8号は、午前9時の観測で温帯低気圧となった。(共同)

