中道改革連合は8日、執行役員会を国会内で開き、立憲民主、公明両党の出身議員で分裂する方針を確認した。一部議員が残って党を存続させた上で、立民系と公明系がそれぞれ離党する「分派」形式で調整する。立民系は新党結成を視野に入れており、公明系は参院議員が残る公明に復党する方向だ。分裂後も衆院で統一会派を結成し、連携を維持する方向性も共有した。複数の関係者が明らかにした。
中道の小川淳也代表ら執行部は9日、全議員懇談会などで党内に説明した上で、幹部会合で方針を正式決定する。中道に残る議員は立民系を想定している。人選を含め調整を本格化する。
分裂形式を巡り、中道執行部は解散して複数政党に分かれる「分割」も検討。ただ大量で煩雑な事務手続きが生じ、秋に見込まれる臨時国会までに新体制構築が間に合わないと判断した。分派は分割に比べて手続きが簡易で、早期に実現できると見込む。
小川氏らは統一会派結成により、衆院での野党第1会派としての影響力を維持したい考え。統一会派を組めば、国会運営では一つの勢力と見なされる。小川氏は8月31日、結成を目指す意向を記者団に表明していた。
中道は1月、立民や公明に所属していた衆院議員らが結党。当初は立民と公明に残った参院議員や地方組織も早期に合流する想定だったが、2月の衆院選で中道が大敗した影響で慎重論が強まり、3党が存続してきた。
3党は合流に向けて協議したが、立民が8月28日の3党党首会談で見送りを表明。31日の再会談で合流断念を確認した。(共同)

