岐阜県本巣市のケーキ店で出火し5人が死傷した事件で、県警は17日、焼け跡や、見つかった携行缶からガソリンの成分が検出されたと明らかにした。さらに、現場から押収した包丁を凶器と特定したとしている。

県警は死亡した葬祭業の男(70)を容疑者として捜査していると明らかにした。殺人と現住建造物等放火の疑いで、容疑者死亡で書類送検する方針。

県警によると、男は岐阜県瑞穂市の林寛至容疑者。ガソリン成分は建物1階の出入り口付近で検出された。携行缶と包丁も近くで見つかった。いずれも林容疑者が外部から持ち込んだとみて、詳しく調べる。

火災は5日午後9時ごろ発生。「人が刺され、ガソリンがまかれた」と110番があった。店主の曽野さとみさん(66)や、曽野さんと中学の同学年だった男女が死亡、男性1人もやけどで入院した。林容疑者は店舗駐車場の車内で見つかり、病院搬送後に死亡した。(共同)