衆院予算委員会は13日、高市早苗首相と全閣僚が出席する基本的質疑を実施した。簗和生農相は、過去の衆院選で支持者をシャトルバスで無料送迎したとする公選法違反疑惑について「人道上の観点もありバスを用意した」と認めた。費用は会場費として計上したと述べ、違法性は否定した。首相は、在沖縄米兵が強盗殺人容疑で逮捕された事件を巡り、再発防止に向け「先週から日米間で協議を始めた」と述べた。今国会の論戦が本格化し、野党は農相への追及を強める構えだ。
簗氏は衆院選の際、出陣式の会場の駐車スペースが不足していたと説明。「地域柄、公共交通機関はない」として、シャトルバスを準備し支持者に会場に移動してもらったとした。
栃木県2市町の道路予算に関し、自身が行った国土交通省への問い合わせについては「減額を求めた事実は一切ない」と重ねて主張した。
茂木敏充外相は、米兵事件を受けた日米ハイレベル実務者協議を巡り、基地外での米兵の行動指針となる「リバティー制度」が機能しているかどうかも議題となると明らかにした。
首相は2027年度の介護報酬改定を巡り「物価や賃金の上昇を適切に反映し、他職種と遜色のない処遇改善の実現を図る」と意欲を示した。
衆院の基本的質疑は14日まで実施する。(共同)

