47都道府県からメンバーが集まるAKB48チーム8の茨城県代表・岡部麟(20)が地元自慢です。1月22日発売のAKB48の50枚目のシングルで初選抜メンバー入りするなど、今最も旬なメンバーが日本中でここしかないという、個性的な紅葉スポットを紹介してくれました。【瀬津真也】

 関東の紅葉の名所といえば、栃木県の日光などが有名で、茨城には全国的知名度を誇るスポットはないようだが、岡部が猛烈に反論した。

 岡部 も~う、一年中、花や緑であふれている国営ひたち海浜公園を、皆さんは甘く見てますよね~。近年、インスタ女子(※)の間で「インスタ映え」するって大人気なのが、ここのコキアなんですよ!

 コキアとは、別名ホウキギ、ホウキグサ。昔は茎を乾燥して束ねて、ホウキとして利用されていた草だ。たしかに、インターネットで「コキア」と検索すると、関連ワードで真っ先に「ひたちなか」と出てくる。岡部は、画用紙にサラッとコキア畑のイラストを描いて、見せてくれた。AKBグループ屈指の「画伯」でもある。

 岡部 見て下さい。夏は緑色でマリモみたいにも見えますけど、これが10月になると日ごとに色を変えていくんです。緑と赤のグラデーション、黄金色、ワイン色、真っ赤…。とにかく鮮やかで、むちゃくちゃきれい。若い女性から外国人観光客まで、大勢が写真を撮りに来てるんですよ。

 全国を見渡しても、ここのコキア畑の丘のような絶景は、見つけられない。今までの紅葉の概念を超えた風景だ。

 岡部 もちろん、王道のもみじの紅葉が良ければ、袋田の滝があります。東京近郊の方々も、ひと足早い紅葉って時には、栃木や群馬ばかりに行かないで、ぜひ今年は茨城に来てみてください。

 岡部は今、人気急上昇中。次のAKB48の新曲(曲名未定)の栄えある選抜メンバーにも初選出された。コキアのように今が旬のアイドルだ。

 岡部 一時の旬で終わらずに、これから選抜の常連メンバーになって、AKB48を代表するメンバーになっていくつもりです。あっ、10月4日には「あの頃がいっぱい~AKB48ミュージックビデオ集~」DVD&ブルーレイ発売記念のお渡し会イベントを、同じ茨城出身の先輩高橋朱里さん(19)と2人で行うんですよ。場所は、ひたち海浜公園のそばの蔦屋書店ひたちなか店です! もう、イベント参加用の予約受付期間は締め切っちゃったんですけど、4日の午後に来てくださったら、私はいます。ぜひ、コキアとりんりんを見に来てくださいね。

 これぞ、まさに両手に花ということか…。岡部は、かつての人気メンバーで先輩の小嶋陽菜(29)からも「今後のAKB48を背負うかわいいメンバー7人」に指名された期待の若手だ。将来のAKB48センターに、ひたちなかで会おう!!

 ▼AKB48チーム8の栃木県代表・本田仁美(15)と群馬県代表・清水麻璃亜(20)も、岡部に負けじと紅葉スポットをPRした。とちぎテレビの情報番組「イブニング6plus」(月~金曜午後6時)の木曜レギュラーで、栃木県内のおすすめ情報をリポートする本田は「言うまでもないですけど、日光の紅葉は日本一です」。清水も負けじと「伊香保温泉とか赤城山もきれいですよ。紅葉といえば、やっぱり北関東ですよね」と誇らしげにアピールしていた。

 ※「インスタ女子」 17年3月発表で国内ユーザーが1294万人もいる無料写真共有アプリ「インスタグラム」に、注目を集めやすい、かわいい、きれい、個性的な写真を頻繁に載せる女性ユーザーたちのこと。