若手弁護士とのダブル不倫疑惑で民進党を離党し、愛知7区から無所属で立候補予定の山尾志桜里氏(43)は地元でおわび行脚を続けている。地元有権者の厳しい視線の中、公示2日前の8日は瀬戸市内で街頭演説を行った。

 愛知7区で山尾氏と一騎打ちになる見込みの自民党前職の鈴木淳司氏(59)は「責任ある政治ができる党はどこか。賢明な判断を」と実績を強調する。この日は支援者などへのあいさつ回りなどを積極的にこなした。山尾氏の交際問題を問われても「非難の応酬はしない。(山尾氏は)発信力の強い方ですが、自分は愚直に政策を訴えていく」と話した。