衆院選公示日10日の早朝。広島3区から立候補した前都議の塩村文夏氏(39)は原爆ドームを望む平和記念公園にいた。

 被爆2世として地元広島から立つに当たり、出陣式の前に献花をしたかった。4年前に亡くなった父が11歳の時に被爆。「広島から国政を目指す上で、2度と核兵器を使わせないという誓いをお伝えしたかった」と、献花の理由を述べた。