小池百合子・希望の党代表(65)と民進党の前原誠司代表(55)は、24年ぶりにツーショットで街頭演説した。

 希望の党に参加する民進党議員の「排除」にかかわる形となった小池氏と前原氏は13日夜、日本新党の同僚だった93年以来24年ぶりに、2人で街頭演説した。そろい踏みは衆院選公示後初めてで、雨の中、東京都品川区でともに、「打倒安倍1強」を訴えた。民進党代表として事実上、党を分裂させた前原氏には強い批判があるが、小池氏は「前原さんには心から敬意を表したい。このまま安倍1強を続けてはならない」と強調。同じ日本新党出身で、今回無所属で戦う野田佳彦前首相の名もあげ、「政治の節目節目で重要な決断をした、立役者たちだ」と持ち上げた。前原氏も「今の政治を変えずして、どこに我々の存在意義があるのか」と、声をからした。