女性タレントとの「ゲス不倫」で議員辞職した元衆院議員の宮崎謙介氏(36)が29日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演した。昨年2月の騒動後初のテレビ出演で、番組冒頭に「改めて、申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

 妻の金子恵美氏(39)が衆院選(新潟4区)で落選したことについては「選挙に影響を与えたと反省している。妻は、『あなたのせいじゃない』と言ってくれているが、私はそうではないと思っている」と神妙な面持ちで語った。ただ、現在の夫婦関係について問われると「仲良くやっています。自分にはできすぎた奥さんです」と感謝した。

 現在は「会社経営を頑張っている」と話し、出演者から「また(選挙に)出るんですか? 出るのは悪いことじゃない」などと声を掛けられたが、「再出馬」については明言しなかった。

 ◆宮崎謙介 みやざき・けんすけ。1981年(昭56)1月17日、東京都生まれ。早大卒。会社員や起業を経て、12年衆院選京都3区で自民党から出馬し、初当選。当選2回。男性国会議員初の育休取得宣言で話題を集めたが、昨年2月、週刊誌で女性タレントとの不倫が報じられ、議員辞職。身長188センチ。