英王室は27日、チャールズ皇太子の次男ヘンリー王子(33)と、米女優メーガン・マークル(36)の婚約を正式に発表した。2人は同日、ロンドン市内でツーショットを披露。王子は「初めて会った時、恋に落ちた」と、一目ぼれだったことを明かした。マークルには離婚歴があり、交際には当初批判も出たが、王子は異例の「交際宣言」で、真剣さをアピール。離婚歴がある女性との結婚で王位を放棄したケースもある王室の「前例」も、乗り越えた。来春挙式の予定だ。

 ◆メーガン・マークル 1981年8月4日、米ロサンゼルス生まれ。父はオランダ・アイルランド系、母はアフリカ系米国人。02年、女優デビュー。モデルとしても活動したが、11年から出演した人気法律ドラマ「SUITS(スーツ)」のレイチェル役で人気に。ノースウエスタン大では国際関係学を専攻。社会貢献にも力を注ぎ、国連で女性支援の活動にも当たる。11年に制作会社社長と結婚、13年に離婚。身長171センチで、完全菜食主義(ビーガン)で知られる。