2018年サッカーW杯(ワールドカップ)ロシア大会の組み合わせが決まった。日本は1次リーグH組でコロンビア、セネガル、ポーランドと戦うが、3チームともFIFAランク格上の強豪だ。そこでハリルジャパンよりひと足お先に相手を「食う」べく、日本にある各国料理店に出陣した。われらが和食に負けず劣らず、いずれも強敵だった。【清水優、三須一紀】

 2戦目のアフリカ・セネガルを味わえるのは東京・浜松町の西アフリカ料理店「カラバッシュ」だ。熊沢房弘オーナー(71)は「セネガル料理は西アフリカで一番おいしいと言ってもいいぐらい」と話した。

 代表的な料理「チェブジェン」はトマトベースのライスの上に、真鯛の切り身がドンッと乗ったパエリアに似た一品。日本人の口にも合う味付けだった。地元のビール「ガゼル」も日本のものと変わらぬ味で、飲みやすい。

 同国はフランス領だったため、ビールなどのライセンスはフランスが持っているものが多いが、「ガゼル」は例外で、熊沢さんも手に入るという。パスタやパンも多く食べ「フランスの影響が大きい」と語った。

 大西洋に面しており、海辺では魚料理が多く、内陸部では鶏、ヤギや羊が多く食べられる。国土の一部がサハラ砂漠にあるために「牛、豚を放牧して育てるのは気候的に難しい」という。さまざまな文化、気候条件が混じり合い、料理にも多様性、順応性が垣間見えた。