宮内庁は6日、ご婚約が内定していた秋篠宮家の長女眞子さま(26)と、国際基督教大(ICU)時代の同級生で法律事務所勤務の小室圭さん(26)について、一連の結婚行事を2020年まで延期すると発表した。眞子さまは、同庁を通じて発表したコメントで、行事の準備に関する時間的余裕のなさを挙げられたが、一般の結納に当たる「納采の儀」を来月4日に控え、唐突な発表となった。昨年末以降、小室さんの母親に関する金銭トラブルが複数の週刊誌で報じられ、宮内庁内では最近、結婚を不安視する声も出ていた。

 ◆週刊誌の主な報道内容 昨年12月発売の「週刊女性」が口火を切った。同誌によると、小室さんの母親には過去に交際していた男性がおり、10年9月に婚約。母親はその後、男性に400万円以上を借り、返済していないと報じた。生活費のほか、小室さんの大学の入学費や授業料、留学の資金に充てられたとした。男性は約2年後、婚約解消する旨を伝えたという。

 今年に入り、「週刊新潮」と「週刊文春」も同様の記事を掲載している。

 これらの記事によると、小室さんが小学生のころ、父親が亡くなった。母親はその後、男性と交際するようになり、金銭的支援を受けるようになったという。記事は、男性が交際を解消する際、文書で返金を求めたが、母親は「お金は贈与されたもの」と主張し応じなかったとしている。

 一方、「週刊女性」は、母親が彫金師の男性と交際していたこともあったと報じている。