将棋界初の「中学生六段」に昇段した藤井聡太六段(15)と師匠の杉本昌隆七段(49)と公式戦初対局が8日、大阪市の関西将棋会館で指された。第68期王将戦1次予選2回戦で師弟対決が実現した。勝負は正午前に昼食休憩に入った。

 藤井はそば・うどん店「やまが」の「親子丼&冷うどん」(830円)を注文した。師匠との親子のような関係を意識したメニュー? 杉本は小雀弥(こがらや)の「そば定食」(800円)を注文した。

 地元・愛知で行われる杉本一門の研究会後にはラーメン店などを訪れる2人。普段は師匠が食事代を持つが、この日は真剣勝負。別々で支払った。

 持ち時間は各3時間。昼食休憩をはさみ、夕方には決着する見通し。