小泉純一郎元首相は13日夜、BSフジ「プライムニュース」に出演した。

 次男の小泉進次郎衆院議員の活動を評価する一方で、自民党の若手国会議員に対する「教育」のあり方について、苦言を呈した。

 小泉氏は、進次郎氏が財務省による文書改ざんに関して、12日に「自民党は、官僚だけに責任を押しつける政党ではない」と発言したことについて、「なかなかいいこと言うなと思ったね」と、うれしそうに語った。

 「もう大人だし、自分で勉強していくしかない」とした上で、「自民党は派閥がなくなったから、若い議員への教育がなっていないと言う人がいるが、国会議員になるような人が教育を受けないとうまくやっていけないのは、ダメだ」と、ピシャリ。「(国会議員なら)自分で向上心を持ち、吸収していかないといけない」と、指摘した。

 進次郎氏については、視聴者の質問に答える形で「若くてエネルギーがある。私より勉強しているので頑張ってほしい」と、期待を示した。