2020年東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は2日、開催年の4~9月に実施する公式文化プログラム「NIPPONフェスティバル」のマークを発表した。大会エンブレムをデザインした野老朝雄氏が制作した。

 同プログラムは20年4月ごろにスタート。時期に分けてテーマを設定した。同月は「大会に向けた祝祭感」とし、無形文化遺産や舞台芸術を融合させる。5~7月ごろ「東北復興」とし、国内外へ東北の現在の姿を発信する。7月は開幕直前ということもあり「参加と交流」というテーマのもと、日本文化を通じて、世界の人々が交流するイベントを行う。

 8月はパラリンピック直前のため「共生社会の実現」とし、障害者やLGBTの人々を含めた多様な個性を持った人々が、街中でアートイベントなどを行う。