松本智津夫死刑囚(63)らオウム真理教の元幹部らが6日午前、死刑が執行されたことが報じられ、オウム真理教から改称した後継団体「アレフ」が拠点を置く東京都足立区の施設周辺にも、50人を超える取材陣や見物者が駆けつけた。

 施設の窓はカーテンが閉められており、合間から電灯の明かりが漏れるものの、中の様子はうかがえない。施設前には警察官が警備に当たるなど、物々しい雰囲気になっている。

 午後2時50分すぎに、公安調査庁が立ち入り検査で施設を訪れた。調査員が、インターホン越しなどで呼びかけるも応じず。10分ほど経った後、20人ほどの調査員が施設内に入った。

 「足立入谷地域オウム真理教(アレフ)対策住民協議会」の水上久志会長は、日刊スポーツの取材に応じ、松本死刑囚の死刑執行について「うれしい悲鳴」と話した。「これを契機に、オウム真理教や、アレフが解散してくれたらうれしいけれど、遺骨が来るといううわさもあるし、それによってさらに信者が増えないかなど住民としては心配はある。隠れて何をしているかが分からないことが、恐怖ですので」と複雑な心境を明かした。