オウム真理教の松本智津夫(まつもと・ちづお)死刑囚(63)らの死刑が執行されたのを受け、公安調査庁からの立ち入り調査を受けた大阪市生野区にあるオウム真理教の後継団体「アレフ」の施設周辺では、6日午後、周辺の通行人が不安そうに見守った。

 自転車で通行中の男性は「何や」と言いながら近づき、同施設周辺への人の出入りは「ほぼ見たことがない」。松本死刑囚らの執行については「事件から、えらい時間かかったな」と漏らした。

 近所で飲食店を営む夫婦は「たまに施設へ出入りしている男女を見かける」と言い「ときどき、自転車10台以上が(施設入り口前に)並んでいるのを見るけど、近所とのつきあいはほぼない」と話した。

 この日は午後2時50分ごろ、公安調査庁の調査官複数人が、施設から退出。調査官が退散した後も、施設近くの辻ごとに、調査官の腕章を着けた者や、職員関係者と思われる者が立っており、複数の報道陣もいたため、物々しい雰囲気。近くを歩いていた付近住民の中には「(死刑執行で)また騒ぎがあったらと思うと、怖い。でも、騒ぎがあると、出て行かないといけなくなるから、これまでは何もないんやけど…」と話す者もいた。