自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長ら超党派の衆院議員120人が集まった「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」は20日、<1>党首討論の定例化・夜間開催の実現<2>衆院のIT化<3>女性議員の妊娠・出産時の代理投票容認の3点の実現へ、早急に議論を始めるよう、大島理森衆院議長に申し入れた。大島氏は「しっかり読ませてもらう」と応じた。

 事務局長として議論を主導した進次郎氏は「平成のうちに、という思いが党を超えて共有できたのは大きな意義。違うところを見るのではなく、一致するところを見ながら、平成のうちに実現したい」と述べた。会長の浜田靖一衆院議員は、次の国会の冒頭から再度議論を始め、独自案を出した立憲民主党とも協議を進めたい意向を示した。