20年東京オリンピック(五輪)大会組織委員会の会長代行を務める遠藤利明元五輪相は10日、都内で記者団の取材に応じ、暑さ対策などで検討中のサマータイムについて「ありきではない」とし、27日に自民党内に研究会を設置し「反対意見も聞く」と、議論を開始することを明かした。サマータイム導入が困難な場合は、マラソン競技などの開始時間を午前7時からさらに早める検討も必要との考えを示した。

また、不祥事が続く競技団体を巡る対応策について検討する、超党派議連のプロジェクトチームの第1回会合を来週中に開くことを明かした。