26日の参院予算委員会が、安倍首相の外交日程をめぐり約30分ストップした。

首相は、アルゼンチンでのG20首脳会議や欧州訪問で、29日から来月7日まで外遊予定だったが、立憲民主党の福山哲郎氏が「(外遊は)12月4日までという紙が配られている」と指摘。首相が「政府はそんな紙を配っていない」と否定し、情報の出どころが問題に。結局、「外務省が未確定の日程を説明した」として河野太郎外相が謝罪したが、帰国を早めたのは、改正案の確実な成立へ国会審議に備えるためとみられ、外交にも影響を与えた形だ。