5月1日の新元号スタートを前に、祝賀ムードが盛り上がっている。フィリップ モリス ジャパンは、加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」の「NIPPON祝賀モデル」を2種類製作し、19日に都内で展示・説明会を行った。

デバイス自体は昨年11月にアップグレードしたものと同じだが、カラーやパッケージを工夫して数量限定にしている。色は日本の奥深い伝統を表す白と深紅色のツートンカラー。注目はスペシャルパッケージだ。日本を代表する女性書家でアーティストの紫舟(シシュー)氏と多国籍デザイン会社を経営する香港生まれで日本在住24年のヘンリー・ホー氏(47)がコラボ。新時代の幕開けに花を添えている。

パッケージは長方形の箱で正面には水引があり、そのデザインは2019年の「9」とIQOSの「Q」を連想させる。横からスリーブを取り出すと、デバイスを深紅色のびょうぶのような紙が包み込む。表面には紫舟氏の手による「新」の字が力強く描かれている。

裏は白地で「大化」から「平成」までの247の年号が。ホー氏によると「新しい年号は自分で書き足してほしい。びょうぶのようなパッケージ、赤と白の組み合わせ、杯を配したのも日本独特の文化を参考にしました。私も皆さんと一緒にお祝いしたい」と、話した。