日本維新の会の松井一郎代表は3日、都内の日本記者クラブで開かれた参院選公示前の党首討論会で、「戦争」発言で同党を除名になった丸山穂高議員をはじめ、言動が問題になっている人材を選んだ背景について問われ「腹の中まですべて見渡すのは非常に難しい」と述べ、候補者選考の難しさを吐露した。

松井氏は「所属議員や候補者による、世の中の大勢の人を傷つけるような発言をしたことは申し訳ない」と謝罪した上で「執行部に、（人材の）本質を見抜けるような目をつくりたい」と、理解を求めた。

その上で、「小さな政党だから、とんでもないと言われるような人が目立っているが、それはどの政党にもいるかもしれない」と話すと、出席した他党党首らから笑いが漏れた。