囲碁の最年少プロ、仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が15日、大阪市内で行われた「第9回阪急電鉄納涼囲碁まつり」に父の信也九段(46)とともに参加した。
仲邑は3年以内のタイトル奪取を宣言した。特別対局では今春、プロ棋士になった同期の羽根彩夏初段(17)に快勝した。
イベントの冒頭、仲邑が藍色をベースにした花柄の浴衣姿で登場すると、約300人の観衆から「かわいい~」の声が漏れた。「一芸の天才の育て方」と題したトークコーナーでは、父と娘が“初共演”した。
仲邑と羽根には「〇×」方式の質問が出され、「好きな勉強」について、仲邑は「体育」と小声で返答。さらに司会者から「他にもありますか?」と質問には父と相談する場面も。「3年以内にはタイトルを取っている」には「〇」を掲げ、5日に予選突破したばかりの「女流棋聖戦をとりたい」と答えると、会場からどよめきが起こった。
初めての浴衣姿での対局には「緊張しました」と、はにかんだ。特別対局とはいえ、これから何度も対戦することになる7歳上のライバルからの白星に「勝ててうれしい? うん」と大きくうなずいた。【松浦隆司】

