小泉進次郎環境相は17日の閣議後会見で、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、全国の国立公園への観光客数が激減していることを踏まえ、政府が目標とする20年の訪日外国人旅行客目標4000万人のうち、国立公園への来場を見込む1000万人の目標達成は「相当厳しい」との、見方を示した。

「目標達成には厳しい状況だが、必要な受け入れ環境整備を着実に進め、事態が収束した時に、復活攻勢をかけていけるような準備を進める。地域の皆さんの声も聞いて、今後の対策支援、知恵をしぼりたい」と述べた。

一方、同省が管理する東京の桜の名所の1つ、新宿御苑では14日からレジャーシートの使用を断る措置を取っており、来園者への理解を求めた。屋外で感染拡大のリスクは少ないものの、レジャーシートを使って長時間滞在することで、近距離での会話が発生したり、人が密集するケースが起きる懸念があるとしている。

東京では桜が開花し、今週末の3連休ではより一層の混雑が想定される。進次郎氏は「混雑時には、来園者の密集を防止する対策も講じる。混雑状況によっては、来園をお断りする場合もある」と、来園者への理解を求めた。