日本将棋連盟は31日、1934年(昭9)のオープンから多くの人に親しまれ、この日86年の歴史に幕を閉じた東急百貨店東横店(東京都渋谷区)の別れを惜しむメッセージを、ホームページ上に掲載した。

将棋界の夏の風物詩「東急将棋まつり」が行われてきたのが同店で、2016年には通算50回と半世紀も続いたことに言及。同連盟は、「東急東横店に寄せて」と題したメッセージで「永きにわたって将棋まつりを開催いただき、本当にありがとうございました」と、ねぎらった。

同店は渋谷駅に直結した百貨店として多くの人に親しまれてきたが、同駅周辺で進む大規模な再開発に伴い、この日営業を終了した。