政府の緊急事態宣言による、外出自粛、休業要請が続く中、東京・銀座でも人影が多く見られた。

神奈川県から訪れ、入店規制がかかる洋服店の入店待ちをしていた20代女性は、人の多さに「結構、出歩いている。気がゆるんでいると思う」と話した。銀座では、多くの店が休業を続けていたが、入店規制をせずに、営業を続ける店もあった。女性は「入店制限なしですぐに入れる店よりも、待ち時間が長くても、検温や消毒などの感染防止をしてくれているお店の方が安心です」と話した。

千葉県から、エステサロンのために訪れた20代女性は「ゴールデンウイークの時の、10倍以上人がいます」と証言。多くの店が休業を続ける中「何の目的でこんなに人がいるのか。外出をしたいのかな」と疑問を持つ。女性は、外出は控えているというが「この人の多さはちょっと怖い。人との距離を保ちながら歩きます」と話し、駅に向かって足を進めた。