大会期間中、甲子園球児の宿泊先となる西宮市の甲子園ホテル夕立荘も、春に続き、寂しい夏を過ごすことになった。

甲子園球場から徒歩約2分の距離にあり、51年春から球児の受け入れを始め、代表校宿舎では老舗的存在の1つ。基本的に東京代表の宿舎で、今春は国士舘の宿泊が決まっていた。ホテルスタッフによると、一般宿泊客の予約も激減したことで3月ごろから臨時休業が増え、4月以降の営業は日数の半分ほどだという。同施設のスタッフは20日「プロ野球もやっていないですし、仕方ありません」と話した。