日本棋院は5日、囲碁の第75期本因坊戦挑戦手合7番勝負第2局(6月13、14日)の対局場所を東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」に変更すると発表した。

当初は北九州市「小倉城庭園書院」を予定していたが、新型コロナウイルスの感染者が再度、確認され始めたため。第2波による対局者、関係者らの感染を恐れた。

第1局は当初の予定よりも約3週間遅れの6月2、3日、本来なら第3局の会場としていた山梨県甲府市「常磐ホテル」で開幕した。本因坊文裕(30=井山裕太)が182手で、挑戦者の芝野虎丸名人(20)に白番中押し勝ち。9連覇に向けて好スタートを切っている。